
お風呂上がりのヘアドライ、毎日のことながら正直面倒だと感じてしまうことはありませんか。特に髪の毛が長い人や毛量が多い方にとって、ドライヤーを持って腕を上げ続ける時間はなかなかの重労働ですよね。
ふと、他の女性はドライヤーで髪を乾かす時間は平均何分くらいなのだろうと気になったり、女の子はドライヤーに何分かけるのが普通なのかと疑問に思ったりすることもあるかもしれません。
また、スーパーロングでドライヤー時間が30分かかるという方や、セミロングでもなかなか乾かないとお悩みの方からは、長時間使用による電気代や髪へのダメージを心配する声もよく耳にします。
ドライヤーが急に止まったり途中で止まるといったトラブルや、適切なドライヤーを変えるタイミングについて知りたいという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、女子がドライヤーにかける平均時間はどれくらいなのかというデータや、女性の髪はどのくらい乾かせばいいですかという素朴な疑問にお答えしつつ、今日からできるドライヤー時間短縮のテクニックやワット数平均との関係性、仕上げのセットモード活用法まで幅広くご紹介します。
自分のドライヤー時間が平均と比較してどうなのかを知り、毎日のケアを少しでも楽にするためのヒントになれば嬉しいです。
記事のポイント
- 女性の髪の長さ別ドライヤー平均時間と世間の実態
- 長時間ドライヤーを使い続けることによる髪へのダメージと電気代
- 乾きが遅い原因とワット数や風量の意外な関係性
- 今日から実践できるタオルドライや効率的な乾かし方の時短術
目次
- 1 ドライヤーの時間平均は?女性の髪の長さ別実態
- 2 女性のドライヤー時間平均を縮める解決策と道具
ドライヤーの時間平均は?女性の髪の長さ別実態

まずは、皆さんが一番気になっている「世の中の女性はどれくらいドライヤーに時間をかけているの?」という疑問から紐解いていきましょう。自分だけがこんなに時間がかかっているのか、それともみんな同じように苦労しているのか。
平均時間を知ることで、自分のケア時間が長いのか短いのか、一つの目安が見えてきます。ここでは、髪の長さ別の目安や、長時間使用に伴うリスクについても詳しく掘り下げて見ていきますね。
髪の長さ別!女性のドライヤー平均時間と実態

「私のドライヤー時間、もしかして長すぎ?」と不安になること、ありますよね。テレビや雑誌で見るモデルさんは優雅に髪を乾かしているように見えますが、現実はもっと過酷です。一般的に言われている女性のヘアドライ時間の目安は、髪の長さや量、そして使っているドライヤーの性能によって大きく異なります。
世間の「平均」と「実感」のギャップ
いろいろなメーカーの調査データや、私の周りの美容好きの友人たち、SNSでの声を総合して分析してみると、女性全体のドライヤー時間のボリュームゾーン(最頻値)は、およそ5分から10分程度に収まっているようです。
これを聞いて「えっ、そんなに早いの?」と思った方、焦らないでくださいね。この数字には、ショートヘアの方や、かなり強力な最新ドライヤーを使っている層も含まれています。
一方で、ロングヘアの方や髪の量が多い方に限定すると、話は全く変わってきます。「完全に乾いた」と感じるまでには、15分から20分近くかかっているのが現実ではないでしょうか。
「ドライヤーの説明書には『ロング約10分』って書いてあるのに、全然終わらない!」とイライラした経験、私もあります。あれはあくまで「理想的な環境(湿度が低く、タオルドライが完璧な状態)かつ、高性能なモデル」での数値であることが多いんです。
【髪の長さ別】リアルなドライヤー所要時間の目安
あくまで目安ですが、私の体感とリサーチに基づくと以下のような分布になります。
- ショートヘア:3分~5分
(表面積が少なく、根元に風が届きやすいため非常に早いです) - ミディアム・ボブ:5分~10分
(肩につくかつかないかの長さ。毛先のハネを直す時間も含みます) - ロングヘア:10分~15分以上
(背中までの長さ。ここから「腕が疲れる」という悩みが急増します) - スーパーロング・多毛:20分~30分
(腰まである長さや、毛量が極端に多い方。乾かすことが一つの「作業」になります)
このように、10分を超えてくると「長い」と感じる方が増え始め、15分を超えると「苦痛」に変わる傾向があります。もしあなたが毎日15分以上かかっているなら、それはあなたの手際が悪いのではなく、物理的に髪の水分量が多いか、ドライヤーの風量が髪の量に追いついていない可能性が高いです。
「平均より長いからダメ」と落ち込む必要は全くありません。むしろ、その大変さを理解した上で、どう短縮していくかを考える良いきっかけにしていきましょう。
スーパーロングは30分?多毛の人の目安時間

腰まで届くような美しいスーパーロングの方や、美容師さんに「髪、多いですね~!」と毎回言われるような「多毛」さんの場合、ドライヤーにかかる時間は平均値を大きく超えて跳ね上がります。
私の友人のスーパーロングさんも、「夏場はドライヤーの熱で汗だくになって、せっかくお風呂に入ったのにまたシャワーを浴びたくなる。30分近く戦っている」と疲れた顔で話していました。
30分のドライヤータイムがもたらす生活への影響
「たかが30分」と思うかもしれませんが、毎日のルーティンとしての30分は非常に大きいです。片手で500g〜800gあるドライヤーを、頭より高い位置で30分間保持し続けるというのは、ちょっとした筋力トレーニングと同じくらいの負荷がかかります。
これでは、ドライヤーをかけること自体が億劫になり、「今日はお風呂やめようかな…」と洗髪自体を避けてしまう原因にもなりかねません。
| 悩み | 具体的な状況 | 心理的負担 |
|---|---|---|
| 腕の疲労 | 重いドライヤーを振り続ける重労働 | 毎晩の憂鬱感につながる |
| 発汗 | 温風とお風呂上がりの体温上昇で汗だく | 清潔になった爽快感が台無しになる |
| 時間の喪失 | 1日30分×30日で月15時間も消費 | 自由時間が削られるストレス |
30分というのは決して大げさな数字ではありません。特に、数千円で購入できる安価なドライヤー(風量が弱いモデル)を使用していたり、吸水性の悪いタオルを使っていたりする場合、水分の蒸発スピードが追いつかず、これくらいかかってしまうことは物理的にあり得るのです。
また、ダメージヘアの方は髪の内部がスポンジのようにスカスカ(空洞化)になっており、健康な髪よりも水分を過剰に吸い込んでしまうため、さらに乾きにくくなるという悪循環に陥っていることもあります。
「乾かないから仕方ない」と諦めて我慢して使い続けるのは、精神衛生上も良くありません。30分かかっている現状は「変えられる余地(伸び代)がたくさんある」ということでもあります。後ほど紹介する時短テクニックを取り入れれば、この時間を半分以下にすることも夢ではありませんよ。
男性の平均時間との比較でわかる女性の大変さ

パートナーや家族の男性が、お風呂上がりにバスタオルで頭をガシガシと拭いた後、ドライヤーをサッと数分当てただけで「はい、終わり!」とリビングでくつろいでいる姿を見て、「いいなぁ、楽そうで…」と羨ましく思ったことはありませんか?私は何度もあります(笑)。
構造的に異なる「乾かす」という作業の重み
男性の多くはショートヘアであり、髪の根元から毛先までの距離が短いため、水分が毛先に溜まることがありません。そのため、タオルドライだけで水分の7〜8割を除去することが可能です。彼らのドライヤー時間は平均して3分から5分程度。中には1分で終わるなんて方もいますよね。
これに対し、女性は髪が長いだけでなく、ヘアカラーやパーマによるダメージケアのためにアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)をつける工程があったり、毛先の絡まりを解くブラッシングが必要だったりと、ドライヤーのスイッチを入れる前後にも多くの手間がかかります。
男女のドライヤー格差の正体
単純な「髪の長さ」だけでなく、以下のような要素が時間を引き延ばしています。
- 髪の密度:女性は男性に比べて一本一本が細くても本数が多い傾向があり、密集しているため根元が乾きにくい。
- 水分の保持量:長い髪は表面積が広く、タオルドライだけでは取りきれない水分量が多い。
- 仕上がりへの意識:「ただ乾けばいい」男性に対し、女性は「ツヤを出したい」「うねりを抑えたい」という整髪の目的も兼ねている。
単純計算でも、女性は男性の2倍から3倍以上の時間をヘアドライに費やしていることになります。これは年間で考えると何百時間という膨大な時間差になりますよね。
だからこそ、女性にとってドライヤー選びや効率的な乾かし方は、単なる美容の話ではなく、QOL(生活の質)を上げて自分の時間を確保するための重要な投資だと言えるんです。「女性だから時間がかかって当たり前」と思わず、便利な道具に頼って楽をしていいんですよ。
20分以上は長すぎ?髪へのダメージへの影響

もし、あなたのドライヤー時間が毎日20分を超えているなら、髪の健康状態にとって「黄色信号」どころか「赤信号」が点滅しているかもしれません。「しっかり乾かさないと傷む」というのは正しい知識ですが、「乾かす時間が長すぎる」こともまた、深刻なダメージの原因になるのです。
「濡れた髪×長時間加熱」のダブルパンチ
髪の毛は、濡れている時が一番デリケートです。表面を覆っているキューティクルが水分で膨らんで開いているため、外部からの刺激に非常に弱くなっています。この無防備な状態の髪に、20分以上も温風(多くのドライヤーは100℃近くの熱風が出ます)を当て続けるとどうなるでしょうか。
髪の主成分であるタンパク質(ケラチン)は熱に弱く、一定の温度を超えると「熱変性(タンパク変性)」を起こします。これは生卵がゆで卵に変わるのと同じ変化で、一度熱で硬くなってしまった髪は、二度と元の柔らかい生卵の状態には戻りません。
20分も熱風にさらされ続けると、髪が「ヤケド」状態になり、ゴワゴワと硬くなったり、切れ毛や枝毛が増えたり、カラーの色持ちが悪くなったりする原因になります。
オーバードライ(乾かしすぎ)の恐怖
さらに怖いのが「オーバードライ」です。全体を乾かそうとして20分かけている間に、乾きやすい毛先や表面の髪には必要以上の熱が当たり続け、髪内部に必要な水分(結合水)まで蒸発させてしまっている可能性があります。これが「パサつき」の正体です。
【チェックポイント】
乾かし終わった直後の髪を触ってみてください。「熱い!」と感じるほど温度が上がっていたら、それは危険信号です。本来、正しく乾かせた髪は、温かいけれど熱くはない状態です。
20分以上かかる場合は、今のドライヤーの風量が髪の量に対して圧倒的に足りていないか、乾かす手順にロスがある可能性が高いです。髪を守るためにも、ドライヤーのスペックを見直すか、後述する乾かし方の手順を根本的に変えることを検討してみても良い時期かもしれません。
毎日30分乾かし続けるとかかる1ヶ月の電気代

「ドライヤーを使うとブレーカーが落ちる」「電気代が高そう」というイメージをお持ちの方もいると思いますが、実際どれくらいかかっているのか、具体的に計算したことはありますか?昨今の電気代高騰もあり、家計を預かる身としては非常に気になりますよね。
ドライヤーの消費電力は一般的に1200W(ワット)前後です。これは電子レンジやアイロンと並んで、家電の中でもトップクラスの消費電力。これを毎日30分使い続けると、チリも積もればで結構な金額になります。
【シミュレーション】ドライヤーの電気代計算
電気代の計算式は「消費電力(kW)×使用時間(時間)×電気料金単価(円/kWh)」です。ここでは、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている目安単価である「31円/kWh(税込)」を基準に、1200Wのドライヤーを「TURBO(強風)」でフルパワー使用した場合を試算してみましょう。
(出典:経済産業省 資源エネルギー庁『家庭向け省エネ関連情報』)
| 1回の使用時間 | 1回の電気代 | 1ヶ月(30日)の電気代 | 1年間の電気代 |
|---|---|---|---|
| 10分(平均) | 約6.2円 | 約186円 | 約2,232円 |
| 20分(長め) | 約12.4円 | 約372円 | 約4,464円 |
| 30分(多毛・ロング) | 約18.6円 | 約558円 | 約6,696円 |
いかがでしょうか。もしあなたが毎日30分かかっているとすると、自分一人のドライヤー代だけで月500円以上、年間で6,000円以上かかっている計算になります。もし家族に女性が2人、3人といたら、ドライヤー代だけで年間1万円、2万円と膨れ上がっていくのです。
逆に言えば、最新の速乾ドライヤーに変えて時間を半分(15分)に短縮できれば、年間で約3,000円以上の節約になる可能性があります。ドライヤー本体が少し高くても、数年使えば電気代の差額で元が取れてしまうケースも少なくありません。時短は時間だけでなく、長い目で見ればお財布にも優しい選択になり得るのです。
長時間の連続使用は危険?止まるトラブルと安全装置

ドライヤーを使って一生懸命乾かしている最中に、「プツン」といきなり電源が落ちたり、温風が出なくなったりした経験はありませんか?「壊れた!?」と焦りますよね。
これは故障の場合もありますが、多くは長時間使用によるオーバーヒートを防ぐための「安全装置(サーモスタット・温度ヒューズ)」が正常に作動した結果である可能性が高いです。
ドライヤーが悲鳴を上げる仕組み
一般的な家庭用ドライヤーは、実はあまりに長時間の連続使用(例えば30分以上のフルパワー運転など)を想定して作られていない製品もあります。
ドライヤー内部には、空気を吸い込んで温めて吐き出すためのヒーターとモーターが入っていますが、ここが高温になりすぎると、発火や火傷の危険があるため、自動的に電気を遮断する仕組みになっています。
特に危険なのが、「吸込口(フィルター)にホコリが溜まった状態」での長時間使用です。フィルターが詰まると空気がうまく取り込めず、内部の温度が異常に上昇しやすくなります。この状態で無理に使い続けると、安全装置が頻繁に作動するようになり、最悪の場合は内部部品が溶けたり、発火したりする恐れがあり大変危険です。
安全に使うためのポイント
- 冷却時間を置く:止まってしまったら、コンセントを抜いて本体が完全に冷めるまで(20〜30分程度)休ませてください。
- こまめな掃除:月に1回はフィルターのホコリを掃除機や歯ブラシで取り除きましょう。
- 買い替えの検討:掃除しても頻繁に止まる、コードが熱くなる場合は寿命です。直ちに使用を中止しましょう。
もし毎日のようにドライヤーが止まってしまうのであれば、それはドライヤーのパワーがあなたの髪の量に合っていない「スペック不足」か、すでに寿命を迎えているサインです。安全のためにも、ストレスなく短時間で乾かせる機器への買い替えを強くおすすめします。
女性のドライヤー時間平均を縮める解決策と道具

ここまで、長時間ドライヤーのリスクや実態についてお話ししてきました。「じゃあ、私のこの長いドライヤー時間をどうすればいいの?」と思われた方も多いはず。安心してください。
ドライヤーの時間を短縮する方法は、必ずしも「高いドライヤーを買う」だけではありません。道具の選び方や、ちょっとした使い方のコツを知るだけで、時間はぐっと短縮できるんです。
乾くのが遅い原因とは?ワット数と風量の関係性

「一生懸命乾かしているのに全然乾かない!」とお悩みの方、今使っているドライヤーのスペックを正しく把握していますか?家電量販店に行くと、どうしても「1200W」や「マイナスイオン」といった文字に目がいきがちですが、速乾において最も重要な数値は別にあります。
「1200W=大風量」という大きな誤解
よくある勘違いが「ワット数(W)が高いほど風が強くて早く乾く」というもの。実はこれ、半分正解で半分間違いなんです。ワット数はあくまで「消費電力」を表す数字。
つまり、どれだけ電気を食うかという指標です。同じ1200Wのドライヤーでも、そのパワーが「熱を作るため(ヒーター)」に使われているのか、「風を作るため(モーター)」に使われているのかで、性能は全く異なります。
早く乾かすために見るべきなのは、ズバリ「風量(㎥/分)」という数値です。
一般的なドライヤーの風量は「1.3㎥/分」程度ですが、速乾を謳うモデルは「1.5㎥/分以上」、強力なものだと「2.0㎥/分以上」あります。
風量による乾かし方の違い
- 風量が弱い(1.3㎥/分以下):「熱」で水分を蒸発させて乾かす。時間がかかる上に、熱ダメージを受けやすい。
- 風量が強い(1.5㎥/分以上):「風圧」で水滴を物理的に吹き飛ばす。熱に頼りすぎないので髪に優しく、圧倒的に早い。
風量が弱いドライヤーで頑張って乾かそうとするのは、濡れた洗濯物を弱い風の扇風機で乾かそうとするようなもの。大風量ドライヤーなら、台風のような強風で水分を吹き飛ばせるので、結果的に髪への熱ダメージも減らせて一石二鳥なんです。
もしお使いのドライヤーの風量が分からない場合は、型番で検索してみてください。意外と1.0㎥/分くらいの機種を使っていて、それが遅い原因だった…なんてこともよくありますよ。
今すぐできる!ドライヤー時間を短縮するタオルドライ

ドライヤーの時間を減らすための最大の鍵、それは意外にもドライヤーを握る前の工程、「タオルドライ」にあります。ここで髪に含まれる水分をどれだけ限界まで減らせるかで、その後のドライヤー時間が5分縮まるかどうかが決まります。
水分を「拭く」のではなく「吸い取る」
お風呂上がりに、バスタオルで髪をゴシゴシと擦っていませんか?これはキューティクルを傷つけるだけでなく、効率的な水分除去とは言えません。目指すべきは、スポンジから水を抜くようなイメージです。
今日からできる!魔法のタオルドライ術
- タオルサンドイッチ法:
タオルで髪の束を挟み込み、パンパンと優しく叩くようにして水分をタオルに移します。根元も指の腹を使って、頭皮の水分をタオルに吸わせるように拭きましょう。 - 【裏技】ティッシュ/キッチンペーパー活用:
美容師さんも実践する裏技です。タオルドライの後、さらに吸水性の高い「キッチンペーパー」や「ティッシュ」を数枚使い、毛先を挟んでギュッと握ります。タオルでは取りきれなかった水分が驚くほど取れます。これをするだけで、ドライヤー時間が2〜3分短縮されることも! - マイクロファイバータオルの導入:
綿のタオルよりも吸水速度と吸水量に優れた「ヘアドライ専用タオル(マイクロファイバー素材)」を使いましょう。これを頭に巻いたまま(ターバン巻き)、その上からドライヤーの温風を当てると、タオルの中で蒸しタオル効果が生まれ、水分が気化しやすくなります。
特にキッチンペーパーを使った方法は、コストも安くすぐに試せるので本当におすすめ。「えっ、紙?」と思うかもしれませんが、一度試すとその効果にびっくりすると思います。髪が乾くスピードが段違いに早くなりますよ。
根本から早く乾かす!効率的な当て方と手順

道具の次は「乾かす手順」の見直しです。早く乾かそうと焦って、一番濡れているように見える「毛先」からブンブンと風を当てていませんか?実はこれ、一番時間がかかる上に髪を傷めるNG行動なんです。
「根元ファースト」が物理学的に正解
髪が乾くメカニズムを考えてみましょう。水分は重力に従って、上(根元)から下(毛先)へと移動します。もし先に毛先を乾かしても、まだ濡れている根元から水分がどんどん垂れてきてしまい、いつまで経っても乾きません。まさに二度手間、三度手間になってしまうのです。
効率的に乾かすための鉄則は、徹底した「根元ファースト」です。
- 前髪と根元を集中的に攻める:
まず、髪をかき上げるようにして、ドライヤーの風を頭皮(根元)に送り込みます。毛先は無視してOKです。特に乾きにくい後頭部や耳の後ろを入念に。 - 8割乾いたら中間へ:
根元がふんわり乾いてきたら、風を髪の中間部分に当てます。手ぐしを通しながら、風の通り道を作ってあげましょう。 - 最後に毛先を整える:
根元と中間が乾く頃には、毛先は予熱と風のおこぼれで自然と半乾き状態になっています。最後に弱風で毛先を整えれば完了です。
この時、ドライヤーを持っていない方の手に、100円ショップなどで売っている「吸水速乾手袋(ヘアドライグローブ)」をはめて乾かすと、手ぐしを通すたびに手袋が水分を吸い取ってくれるので、さらに劇的な時短効果が期待できます。「根元を制する者はドライヤーを制す」。これを合言葉に、今夜から風の当て方を変えてみてくださいね。
仕上げのセットモード活用法!乾かしすぎを防ぐ

ドライヤーのスイッチ、ずっと「TURBO(強風・温風)」のまま最後まで使い切っていませんか?多くのドライヤーについている「COOL(冷風)」や「SET(弱風)」モード。実はこれ、ただ夏場に涼むためだけの機能ではないんです。時短と美髪の仕上げに欠かせない重要な役割を持っています。
「冷風」は美髪をロックするスイッチ
髪の毛の主成分であるタンパク質には、「熱を加えると形が変わり(柔らかくなり)、冷えると固まる(形状記憶する)」という性質があります。温風で乾かしっぱなしだと、キューティクルが開いたままの状態になりやすく、パサつきや寝癖の原因になります。
9割方乾いたタイミングで、最後に冷風を髪全体に当ててみてください(これを「冷風仕上げ」と言います)。
- ツヤが出る:開いたキューティクルがキュッと引き締まり、光をきれいに反射するようになります。
- スタイルのキープ:整えた髪の形が固定され、翌朝の寝癖がつきにくくなります。
- 乾き残しのチェック:これが時短に繋がる最大のメリット!冷風を当てて手で触った時、「ヒヤッ」と冷たく感じる部分は、まだ水分が残っている証拠です。
温風だけだと、髪が熱を持っていて「乾いているのか濡れているのか」の判断が難しく、ついつい乾かしすぎて(オーバードライ)しまいがちです。
冷風を挟むことで、「乾かし不足」と「乾かしすぎ」の両方を防ぎ、最短ルートでドライヤーを終了させることができるのです。今日から最後の1分は「冷風タイム」にしてみてください。
寿命のサインと時短におすすめの機能・スペック

ここまで色々なテクニックをご紹介しましたが、もしあなたのドライヤーが以下のような状態なら、それはもうテクニックでカバーできる範囲を超えているかもしれません。
ドライヤーの寿命サイン
- 使用中に「キーン」「ガリガリ」という異音がする。
- 焦げ臭いにおいが漂ってくる。
- 温風が熱くなったり、逆にぬるくなったり安定しない。
- コードが異常に熱くなる。
ドライヤーの平均寿命は3〜4年と言われています。劣化したドライヤーを使い続けるのは発火のリスクがあり危険ですし、モーターが弱って風量が落ちているため、どれだけ頑張っても時短にはなりません。
買い替え時にチェックすべき「時短スペック」
もし買い替えを検討するなら、時短のために必ずチェックしたいポイントは以下の3つです。
- 風量重視:
最低でも「1.5㎥/分以上」を選びましょう。ロングヘアで本気で時短したいなら、プロ仕様に近い「2.0㎥/分以上」のクラスが断然おすすめです。世界が変わります。 - 軽量設計:
長時間持っても腕が疲れないよう、本体重量が「500g以下」のモデルが理想です。最近はモーターの進化で、軽くても大風量なモデルが増えています。 - 温度コントロール:
髪の温度を感知して自動で温風・冷風を切り替えてくれる機能や、60℃程度の「低温モード」がある機種。熱くなりすぎないので、お子様の髪を乾かす際にも安心です。
最近のドライヤーの進化は凄まじく、1万円以下のモデルでも十分な風量を持ったものがたくさん出ています。「まだ使えるし…」と古い機種を10年使い続けるよりも、思い切って最新機種に変えた方が、毎日の10分×365日=年間約60時間の自由時間を生み出す投資としては、非常にコスパが良いと思いますよ。
まとめ:ドライヤーの時間平均を知り女性の髪を守る

今回は「ドライヤー 時間 平均 女性」というキーワードをテーマに、女性ならではのヘアドライ事情と、今日からできる具体的な時短のコツについて深く掘り下げてご紹介しました。
女性のドライヤー平均時間は5分〜10分程度と言われていますが、それはあくまで全体の話。ロングヘアや多毛の方にとって、ドライヤーは15分、20分とかかる「重労働」であるのが現実です。
しかし、その長い時間を「仕方ない」と諦めて毎日30分温風を当て続けることは、髪への深刻な熱ダメージや、積み重なる電気代の負担にもつながってしまいます。
大切なのは、平均タイムと比べて一喜一憂することではなく、「いかに髪に負担をかけず、効率よくスピーディーに乾かすか」です。
- キッチンペーパーも活用した徹底的なタオルドライ
- 風の通り道を作る「根元ファースト」の乾かし方
- 冷風を使った仕上げと水分チェック
- 風量1.5㎥/分以上の大風量ドライヤーへの見直し
これらの工夫を一つ取り入れるだけでも、明日のドライヤー時間は確実に短くなります。ドライヤーを「面倒な作業」から「髪をいたわる大切なケアタイム」に変えていくために、ぜひできることから試してみてくださいね。あなたの毎日のバスタイム後が、少しでも楽で快適な時間になりますように。
※本記事で紹介した数値データや電気代は一般的な目安であり、個人の使用環境、髪質、電力会社の契約内容によって異なります。正確な情報は各メーカーの公式サイトや電力会社のご案内をご確認ください。